「たった一度の人生なのに、私が離婚するなんてあり得ない」

不満や不信を抱きながらの暮らしは自分自身を摩耗させます。

　結婚は一人でするものではないので、自分だけががんばっても結果がでないこともあります。この当たり前のことに気がついて、自分を責めるベクトルを、自分を成長させる方向に変えることで人生における「離婚」の意味は大きく変わって来ます。

　もちろん一回目の結婚で幸せになれる人もいます。でも今や法的婚の３分の１は離婚に至っています。離婚に至らずとも結婚生活で悩む人々はそれ以上に多いでしょうから、この悩みは自分一人だけが抱えるものではないのです。

　私にとって離婚は大きな学びと、新たな出会い、その後の人生にとってかけがえのない糧をもたらしました。

　一方で離婚が大変なのはそれが複合的な課題を孕んでいます。養育費のこと、家族のこと、仕事のこと・・もっと的確なアドバイスをワンストップで貰えたらどんなに助かったか・・その思いは今も残ります。

　既に離婚でとことん疲れているのに、また養育費で交渉しなくてはならないなんて考えるだけでも疲労困憊です。協議離婚をした人の中には慰謝料請求等も行わず泣き寝入りという人も少なくありません。「離婚」で二重、三重に傷つく人々を見ながら胸が締め付けられる思いでした。

つらい経験だけど、なんとか前向きに生きる糧にできないものか。

　だからこそ私は「離婚届」を変え、養育費の問題にも向き合って来ました。そしてその思いを一歩進める為にもこの度「トレジャーシップ」を立ち上げました。

「トレジャーシップ」＝「宝船」。

　私たちは「離婚」という試練に立ち向かわなければならない人々を全力で支え、忌むべきものを「宝」に変えるお手伝いをいたします。

社員一同、皆さんと「宝船」に乗ってご一緒に旅ができることを楽しみにしています。